マスカーニ(1863-1945)
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲
サントゥッツァ: レナータ・スコット
トゥリッド: プラシド・ドミンゴ
アルフィオ: パブロ・エルヴィラ
ローラ: イソラ・ジョーンズ
ルチーア: ジーン・クラフト
アンブロジアン・オペラ・コーラス
合唱指揮: ジョン・マッカーシー
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: ジェイムス・レヴァイン
録音: 1978年
(70:48)
今夜はマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」です。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、私にとってイタリア歌劇を好きになるきっかけとなったオペラです。血なまぐさいストーリーではありますが、内容はシンプルで分かりやすいですし、音楽を聞くだけで情景が脳裏に浮かぶような魅力がありました。
そして、その出会いの録音がレヴァイン盤でした。アメリカ人指揮者によるイギリスのオーケストラの演奏ではありますが、合唱を含めて、「田舎の騎士道」といった粗さが巧みに描き出されています。
もちろん、ここでの最大の魅力の一つは、若き日のドミンゴにあるでしょう。トゥリッドとしては声質が"賢く"聞こえてしまうかもしれませんが、やはりその美声には思わず惹きこまれてしまいます。スコットを含め、共演者にも恵まれた好演と思います。
なお、タイトルでは作曲者名を割愛しましたが、いつものようにすべてを記すとタイトルの枠内に収まらないための措置です。(あとは、フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」の時にも起こりそう(≧∇≦)
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