プッチーニ(1858-1924)
歌劇「ラ・ボエーム」全曲
ロドルフォ: ユッシ・ビョルリンク
ミミ: ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス
マルチェロ: ロバート・メリル
ショナール: ジョン・リアドン
コルリーネ: ジョルジョ・トッツィ
ブノア/アルチンドロ: フェルナンド・コレナ
ムゼッタ: ルチーネ・アマーラ
パルピニョール: ウィリアム・ナール
税関の役人: トーマス・パウエル
巡査部長: ジョージ・デル・モンテ
コロンバス少年合唱団
合唱指揮: ハーバート・ハフマン
RCA・ヴィクター管弦楽団&合唱団
合唱指揮: トーマス・マーティン
指揮: サー・トーマス・ビーチャム
録音: 1956年
(53:58/54:06)
今夜はプッチーニの「ラ・ボエーム」です。
未完となった「トゥーランドット」を含み12のオペラを作曲したプッチーニですが、ことに人気のある作品となると第3作「マノン・レスコー」以降の10曲となるでしょう。その中でも最も抒情的なオペラこそ第4作「ラ・ボエーム」と思います。
第5作となる「トスカ」以降は、ヴェリズモの影響を受けていると感じますが、「ラ・ボエーム」はプッチーニ30代の総決算ともいえる清楚さと美しさがあると思います。
ビョルリンク、ロス・アンヘレス、メリルの歌唱も大袈裟な悲劇とせずに、細やかな心情を描いていますし、ビーチャムの指揮も品があり好サポートとなっています。
寒い日に独り静かに愉しむ曲であり、そのような演奏と思えてしまいました。この2日間で全曲を2回も聞いてしまいました。今夜は雪・・・
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2009/Mar
03
Tuesday
23:00
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