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オペラ深夜便 - メモ帳

深夜便のメモ帳

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2024/Apr
Sunday
07:53
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深夜便4 レオンカヴァルロ 「道化師」 マタチッチ

レオンカヴァルロ(1857-1919)
歌劇「道化師」全曲
カニオ: フランコ・コレッリ
ネッダ: ルチーネ・アマーラ
トニオ: ティト・ゴッビ
ベッペ: マリオ・スピーナ
シルヴィオ: マリオ・ザナッシ
村人1: フランコ・ピーヴァ
村人2: アンジェロ・メルクリアーリ
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
合唱指揮: ノルベルト・モーラ
指揮: ロヴロ・フォン・マタチッチ
録音: 1960年
(73:20)



今夜はレオンカヴァルロの「道化師」です。

この曲は同時代の「カヴァレリア・ルスティカーナ」とともに、"ヴェリズモ・オペラ"の代表曲として有名ですね。この2曲がCD2枚に収まって販売されていることも多くあるようです。

今夜聞いた「道化師」も、指揮者とオーケストラは異なりますが、コレッリつながりで、この2曲セットとなっています。

両者の音楽性は似ており、狭義のジャンルで同一的といえるのでしょうけれども、私の印象はいくぶん異なります。「カヴァレリア・ルスティカーナ」は激情的、「道化師」は劇場的と言えばよいでしょうか。

「道化師」はより音楽的に練れたものになっていると感じますが、それは私が「カヴァレリア・ルスティカーナ」に粗削りな趣を求めているからかもしれません。

しかし、このような性格はきっと演奏によっても異なってくるでしょう。マタチッチ&ミラノ・スカラ座による濃厚な「道化師」は、コレッリやゴッビといった名歌手の輝かしさも相まって格別の味わいがあります。また、活力に溢れた合唱がことのほか魅力的です。


"オペラ深夜便"初となった全曲鑑賞、昨日の「リゴレット」に続いて、これまた2回も続けて鑑賞してしまいました。
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2009/Mar
Sunday
22:00
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プロフィール
HN:
深夜便
HP:
性別:
男性
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