Giuseppe Verdi (1813-1901)
Requiem
Alessandra Marc, soprano
Waltraud Meier, mezzo-soprano
Placido Domingo, tenor
Ferruccio Furlanetto, bass
Chicago Symphony Chorus & Orchestra
Daniel Barenboim
Recorded at Orchestra Hall, Chicago, USA, in September 1993
2011/Mar
27
Sunday
21:00
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Giuseppe Verdi (1813-1901)
Aida
Aida.... Renata Tebaldi
Radamès.... Carlo Bergonzi
Amneris.... Giulietta Simionato
Amonasro.... Cornell MacNeil
Ramfis.... Arnold van Mill
Il re.... Fernando Corena
Un messaggero.... Piero de Palma
Sacerdotessa.... Eugenia Ratti
Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde
Chorus master: Reinhold Schmidt
Wiener Philharmoniker
Herbert von Karajan
Producer: John Culshaw
Engineer: James Brown
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September 1959
2011/Feb
20
Sunday
00:15
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ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「リゴレット」ハイライツ
リゴレット: レナート・ブルゾン
ジルダ: エディタ・グルベローヴァ
マントヴァ公爵: ニール・シコフ
他
サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
指揮: ジュゼッペ・シノーポリ
録音: 1984年
(71'05")
2010/Jan
31
Sunday
22:00
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ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「ラ・トラヴィアータ」ハイライツ
ヴィオレッタ: ジョアン・サザーランド
アルフレード: カルロ・ベルゴンツィ
ジョルジョ: ロバート・メリル
他
フィレンツェ五月音楽祭合唱団&管弦楽団
指揮: サー・ジョン・プリッチャード
録音: 1962年
2010/Jan
27
Wednesday
00:00
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ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「ファルスタッフ」全曲
ファルスタッフ: ローランド・パネライ
フォード: アラン・タイタス
フェントン: フランク・ロパード
カイウス: ピエロ・デ・パルマ
アリス・フォード: シャローン・スゥイート
ナンネッタ: ジュリー・カウフマン
ミセス・クイックリー: マリリン・ホーン
他
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮: サー・コリン・デイヴィス
録音: 1991年
(53:55/63:44)
2009/Dec
20
Sunday
22:00
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ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「運命の力」ハイライツ
レオノーラ: レナータ・テバルディ
アルヴァーロ: マリオ・デル・モナコ
カルロ: エットーレ・バスティアニーニ
プレツィオジッラ: ジュリエッタ・シミオナート
グァルディアーノ: チェザーレ・シェピ
メリトーネ: フェルナンド・コレナ
軍医: エラルド・コーダ
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団
指揮: フランチェスコ・モリナーリ・プラデッリ
録音: 1955年
(58:25)
今夜はヴェルディの「運命の力」です。
このオペラは「仮面舞踏会」に続く作品となり、1862年にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演されています。これが所謂「原典版」であり、改訂版は7年後の1869年にミラノ・スカラ座で上演されました。
原典版では短い前奏曲であったものが、改訂版で「ナブッコ」、「シチリアの晩鐘」とならぶ有名な序曲に差し替えられています。
原典版では主だった登場人物がすべて死ぬという設定でした。拳銃の暴発による事故死、決闘による死、殺人、そして自殺と陰惨なものばかりですが、改訂版では、最後のアルヴァーロの自殺シーンがカットされました。
聖職者が自殺するということが問題視されたためと言われています。しかし、かつての恋人であるレオノーラが、その死に際して「先にまいります、アルヴァーロ様」と言っていますし、聖職者として決闘の末にレオノーラの実兄を殺めたからには、必然的に改訂版でもアルヴァーロの余命もそう長くは無いことを暗示しています。
きわめて無情なストーリーではありますが、音楽は素晴らしいのです。改訂版は「ドン・カルロス」を作曲した後に書かれていることもあり、ヴェルディの中期の総決算的な充実度があります。(これらの後に書かれたオペラは、「アイーダ」、「オテロ」、そして「ファルスタッフ」。)
なお、この抜粋盤でクレジットの無い諸役は、以下のとおりのようです。
カラトラーヴァ侯爵: シルヴィオ・マイオニカ
クッラ: ガブリエッラ・カルトゥラン
トラブーコ: ピエロ・ディ・パルマ
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2009/Sep
02
Wednesday
19:00
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ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「マクベス」全曲
マクベス: ピエロ・カプッチッリ
バンクフォー: ニコライ・ギャウロフ
マクベス夫人: シャーリー・ヴァーレット
侍女: ステファニア・マラグ
マクダフ: プラシド・ドミンゴ
マルコム: アントニオ・サヴァスターノ
医師: カルロ・ザルドー
従者: ジョヴァンニ・フォイアーニ
刺客: アルフレード・マリオッティ
伝令: セルジオ・フォンタナ
3人の幻影: アルフレード・ジャコモッティ、マリア・ファウスタ・ガラミーニ、マッシモ・ボルトロッティ
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
合唱指揮: ロマーノ・ガンドルフィ
指揮: クラウディオ・アバド
録音: 1976年
(79:53/74:00)
今夜はヴェルディの「マクベス」です。
「マクベス」は生涯に26のオペラを遺したヴェルディの10作目にあたり、1846年から47年にかけて作曲されています。3作目の「ナブッコ」を除けば、ヴェルディの作品でことに親しみがあるオペラとなると16作目の「リゴレット」(1851年初演)以降となるでしょう。
しかし、「マクベス」は作曲家30代の作品とは思えないほど神経が行き届いた完成度を誇る作品と思います。ヴェルディはその出来映えにかなり自信をもっていたようですが、「マクベス」は長い間、ヴェルディの故国イタリアでも演奏されることが稀であったようです。
そのような不遇の時代でも演奏されていた国がドイツということは興味深いことです。「マクベス」は華麗なアリアを堪能するといった趣("情")ではなく、"知"と"意"に比重が偏っているため、そのようなことがあったのでしょう。
いくぶん"理詰め"の感があることは否めませんが、後年ライバルであったワーグナー作品に対抗する自作として「マクベス」を挙げていることには頷けます。聞いて"楽しい"オペラではないかもしれませんが、"心理劇"として聞けばその完成度はヴェルディの中期&後期作品に勝るとも劣らない魅力があることでしょう。
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2009/Aug
07
Friday
21:00
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ヴェルディ(1813-1901)
"Verdi Weekend"
歌劇「ラ・トラヴィアータ」より 2曲
歌劇「アイーダ」より 2曲
歌劇「ルイザ・ミラー」より 1曲
歌劇「オテロ」より 1曲
歌劇「ナブッコ」より 1曲
歌劇「リゴレット」より 2曲
歌劇「イル・トロヴァトーレ」より 3曲
ジョアン・サザーランド
カルロ・ベルゴンツィ
マリア・キアーラ
レナータ・テバルディ
チェザーレ・シェピ
ジュリエッタ・シミオナート
マリオ・テル・モナコ 他
(61:09)
今夜はヴェルディのオペラ名曲集、"Verdi Weekend" です。
これも前回と同じく「コンピレイション・アルバム」であり、ジャケットはいかにも廉価盤といった趣ですね(≧∇≦)
しかしながら、選曲とその配置が巧いと思えるのです。各トラックを単独で聞くというよりは、このCD1枚でヴェルディのオペラを愉しめる配慮がなされていると思います。緩急の使い分け、つまり、独唱、重唱、合唱曲の多彩さがあるものの、「寄せ集め」的な趣がないのです。
「ラ・トラヴィアータ」第1幕前奏曲に始まり、「乾杯の歌」につづくあたりはフツーですが、その後の「アイーダ」では有名な「凱旋行進曲」もその合唱も含まずにアリアに絞っているあたりに、製作者のこだわり(?)も感じられます。
もちろん、1時間ほどでヴェルディのオペラのすべてのエッセンスを盛り込むことは不可能に近いでしょう。各人の好みもありますから。また、どちらかというと、このCDはヴェルディの暗の部分よりも明の部分にスポットがあたっているあたりに違和感があるかもしれません。
それでもなお、タイトルどおり、"ウィークエンド"にちょっぴりオペラを愉しむにはすてきな一枚です(^-^) 最後に「あの火刑台の… 恐ろしい炎は」で駆け足で終わるので、全体の余韻に浸ることができませんが、明日からの活力を得たということで…(≧∇≦)
2009/Jul
19
Sunday
20:00
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ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「イル・トロヴァトーレ」ハイライツ
レオノーラ: カティア・リッチャレッリ
マンリーコ: ホセ・カレーラス
ルーナ伯爵: ユーリ・マズロク
アズチェーナ: ステファニア・トツィスカ
イネス: フィリス・カナン
ルイス: ロビン・レガッテ
フェルランド: ロバート・ロイド
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
合唱指揮: ジョン・バーカー
指揮: サー・コリン・デイヴィス
録音: 1980年
(68:32)
今夜はヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」です。
トロヴァトーレは"吟遊詩人"という意味ですが、なぜか本国ではこれを訳さずに横文字読みをしています。理由は分かりません(≧∇≦)
同じヴェルディのオペラならば、「ラ・トラヴィアータ」を直訳しない理由は分かります。原作の小説のタイトルである「椿姫」の方がとおりが良いのでしょう。「道を踏みはずした者」では何か陰湿な面だけが強調されてしまい、悲劇を美化する本国の体質("フランダースの犬シンドローム")とあわないですから (゚∀゚)
「リゴレット」を1851年に初演、その後に作曲したオペラが「イル・トロヴァトーレ」であり、1852年に完成し翌年の初演は大成功であったようです。なお、その同じ年に「椿姫」が作曲&初演されています。ヴェルディ中期の最も脂ののった年月であったのでしょう。
この近接した3作は、緻密さで「リゴレット」、繊細な情感の表出で「椿姫」、溢れんばかりの情熱的な歌で「イル・トロヴァトーレ」と位置づけることができるでしょうか。第3幕のマンリーコの「あの火刑台の… 恐ろしい炎は」の例を出すまでもなく、アドレナリンが爆発するような歌を聞くことができますね。
今夜聞いたコリン・デイヴィス盤は、しかし、熱狂が渦巻く演奏というよりは抑制がほどよく効いたものとなっています。カレーラスやリッチャレッリの端整な歌唱もたいへん魅力的です。このふたりの共演は、「オペラ深夜便」では2回目の登場となりますが、前回の「トゥーランドット」(収録は3年後の1983年)と趣が異なるのは、指揮者&オーケストラの志向性の違いでしょうか。
深夜便26 プッチーニ 「トゥーランドット」 マゼール
2009/Jul
10
Friday
23:30
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