ロッシーニ(1792-1868)
歌劇「アルジェのイタリア女」全曲
イザベッラ: テレサ・ベルガンサ
リンドーロ: ルイジ・アルヴァ
ムスタファー: フェルナンド・コレナ
タッデオ: ローランド・パネライ
エルヴィーラ: ジュリアーナ・タヴォラッチーニ
ズルマ: ミティ・トゥルッカート・パーチェ
ハーリー: パオロ・モンタルソロ
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団
合唱指揮: アドルフォ・ファンファーニ
パープシーコード: ウンベルト・ヴェドヴェルリ
指揮: シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ
録音: 1963年
(65:09/64:25)
今夜はロッシーニの「アルジェのイタリア女」です。
先週に引き続き同じオペラを聞くことになりましたが、今夜は全曲盤を選びました。ベルガンサ、アルヴァ、コレナ、パネライを擁したヴァルヴィーゾ盤です。
ベルガンサのイザベッラは上品であり、男たちを次々にいなす豪快さは感じにくいのですが、愛らしさがあるためもてる理由がよく分かります(≧∇≦)
コレナもパネライも堂にいった歌いぶりで、魅力たっぷりです。このふたりは「ラ・ボエーム」でも重宝された歌手と思いますが、私の知る限り、録音での共演はありません(パネライはマルチェロ、コレナはショナール、ベノア、アルチンドロ)。
往年の名歌手たちをこうした共演で聞くことができることは幸いです。ヴァルヴィーゾの指揮も堂々としていながら愉しみに満ちています。全体的にはじけるようなリズム感よりも、旋律美に焦点が合わさった演奏と言えるでしょうか。
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2009/Apr
28
Tuesday
22:00
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