"A Date with the Devil"
Samuel Ramey
ベルリオーズ: 「ファウストの劫罰」より
マイアベーア: 「悪魔のローベル」より
リスト: 「レーナウの2つのエピソード」より
ボイート: 歌劇 「メフィストーフェレ」より
オッフェンバック: 歌劇 「ホフマン物語」より
グノー: 歌劇 「ファウスト」より
ストラヴィンスキー: 歌劇 「放蕩者のなりゆき」より
バス独唱: サミュエル・ラメイ
ミュンヘン放送管弦楽団
指揮: ユリウス・ルーデル
録音: 2000年
(55:02)
今夜はサミュエル・ラメイのバス独唱による "A Date with the Devil" です。
これは2000年10月21日と23日の演奏会を収録したライブ録音のようで、曲によってはその終わりに拍手が収められています。(ベルリオーズの「ラコッツィ行進曲」とリストの「メフィスト・ワルツ」はオーケストラのみの演奏です。)
話は逸れますが、稀にベルリオーズの「ファウストの劫罰」がオペラの抜粋曲に含まれていることがあります。私はこの曲をオペラとするにはいくぶん抵抗があります(゚∀゚)
さて、ここでは7つの作品から全13曲が演奏されていますが、その半分以上がゲーテの「ファウスト」をもとにした曲となっています。やはり、グノーの「ファウスト」が断然いいですね(^-^)
この長大なオペラから、「金の子牛はいつも生きている」とセレナーデとして有名な「眠ったふりをして、聞こうとしないか」が歌われています。ラメイの声質は"デモーニッシュ"ではない、つまり悪魔的ではないものの、その朗々とした声質はとても魅力的です。
なお、今日6月17日はそのグノーの生誕日にあたります。
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