忍者ブログ

オペラ深夜便 - メモ帳

深夜便のメモ帳

2024.04│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/Apr
Sunday
13:54
Comment(-)

深夜便51 プッチーニ 「修道女アンジェリカ」 バルトレッティ

プッチーニ(1858-1924)
歌劇「修道女アンジェリカ」全曲
アンジェリカ: カティア・リッチャレッリ
公爵夫人: フィオレンツィア・コッソット
女子修道院長: マリア・G. アッレグーリ
修道長: アンナ・ディ・スタジオ
修道女ジェノヴィエッファ: ロザンナ・リッピ
修道女オスミーナ: マルゲリータ・ベネッティ
修道女ドルチーナ: ミワコ・クオ・マツモト
ローマ・ポリフォニコ合唱団
サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
指揮: ブルーノ・バルトレッティ
録音: 1973年
(54:16)



今夜はプッチーニの「修道女アンジェリカ」です。

プッチーニの白鳥の歌となった「トゥーランドット」の前に完成させたオペラが、「外套」、「修道女アンジェリカ」、そして「ジャンニ・スキッキ」の3つのオペラから成る「三部作」です。

プッチーニ自身は当初の目的どおり、この3つのオペラを一夜に演奏されることを強く望んでいたそうですが、初演(1918年)後まもなくして、これらのオペラは別々に演奏されることが多くなったとのことです。

作者には申し訳ないですが(汗)、それはそうでしょうとも! 演奏時間は、ワーグナー中後期作品に匹敵するばかりか、これだけの歌手陣を集めることが大変なことは容易に想像がつきますから。

三部作の中では、「修道女アンジェリカ」の美しさが際立っていると思います。「蝶々夫人」や「トスカ」のような劇的な振幅はないものの、静謐な音楽が癒しをもたらします。"悲劇を鑑賞してのカタルシス"といった要素があるのかもしれません。

アンジェリカのアリア「母無しで」が突出して有名になっていますが、全曲としても、今の私には「ラ・ボエーム」とならぶプッチーニの最高傑作と思えます。
PR
2009/Jun
Sunday
19:00
Comment(2)
*COMMENT-コメント-
▽それはそうでしょうとも!
梅路以都さん、こんばんわ☆

三部作を一夜で?!
ワーグナーの作品に比べたら、比べ物にならない程の歌手陣が必要でしょうね!
と言っても、ワーグナーの作品に必要な歌手人数は知らないんですけど(笑)
ステージに1人で立って歌っているパルシファルの印象が強いです^^;

しかし、プッチーニの願い通りに一夜で三部作の公演が行われたら、海を渡ってでも観にいきたいですね☆
そんな情報がありましたら、是非お供させて頂きます!
もちろん、旅費とチケット代は梅路以都さん持ちで(≧ω≦)ヘヘ
▽可能性?!(^-^)/
merangeさん、こんばんは。またお越しいただきまして有り難うございます。

プッチーニの三部作では、「修道女アンジェリカ」だけでも多くの女声歌手を必要とするなど、きっと編成面での問題が同時上演を難しくしているのでしょうね。

今日の経済状況からすると、かえってアマチュアによる公演の方が可能性が高いかもしれませんね?!

海外公演の際には、こちらこそ、鞄持ちでお供させていただきますので、よろしくお願いいたします(≧∇≦)ノ彡
*COMMENT FORM-コメント投稿-
  • この記事へのコメント投稿フォームです。
Name:
Title:
Mail:
Url:
Message:
Pass: ※編集時に必要です。
プロフィール
HN:
深夜便
HP:
性別:
男性
ご訪問履歴
FX入門塾