ヴェルディ(1813-1901)
歌劇「リゴレット」ハイライツ
マントヴァ公爵: リチャード・リーチ
リゴレット: アレクサンドル・アガーキ
ジルダ: レオンティーナ・ヴァドゥーヴァ
スパラフチーレ: サミュエル・ラメイ
マッダレーナ: ジェニファー・ラーモア
ジョヴァンナ: パトリシア・バードン
モントローネ伯爵: アラステア・マイルズ
ウェルシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
指揮: カルロ・リッツィ
録音: 1993年2月
(75:51)
今夜はヴェルディの「リゴレット」です。
私にとって親しみのあるヴェルディのオペラは、中期傑作群のトップバッターともいえる「リゴレット」以降の作品となります。「リゴレット」の初演は1851年、ヴェルディ37歳の時のことでした。
ヴェルディの作風は中期期の半ばくらいになると、心理描写が繊細かつ複雑になっていきますが、「リゴレット」は良い意味での解りやすさがあると思います。
リーチのマントヴァ公爵、アガーキの題名役、そしてヴァドゥーヴァのジルダの歌唱は魅力的ですが、ハイライツ盤なので、ラメイのスパラフチーレを聞くことができないことがとても残念です。しかし、音楽的に抜粋が巧みであり、流れが分断されることはありません。
いくぶんコンサート・スタイルの演奏と言えるかもしれませんが、充分に愉しめて、今夜は2回も続けて聞いてしまいました。
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2009/Feb
28
Saturday
23:00
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