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オペラ深夜便 - メモ帳

深夜便のメモ帳

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2024/Apr
Wednesday
07:07
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深夜便35 プッチーニ 「ラ・ボエーム」 セラフィン

プッチーニ(1858-1924)
歌劇「ラ・ボエーム」ハイライツ
ミミ: レナータ・テバルディ
ロドルフォ: カルロ・ベルゴンツィ
ムゼッタ: ジャンナ・ダンジェロ
マルチェルロ: エットーレ・バスティアニーニ
コルリーネ: チェーザレ・シエピ
ショナール: レナート・チェーザリ
ブノア/アルチンドロ: フェルナンド・コレナ
パルビニョール: ピエロ・デ・パルマ
ローマ聖チェチーリア・アカデミー管弦楽団&合唱団
指揮: トゥリオ・セラフィン
録音: 1959年
(55:23)



今夜はプッチーニの「ラ・ボエーム」です。

いたい出費でした。今セラフィン指揮の全曲盤が手元になく、どうしてもこの名演奏を聞きたくて、ダブりを承知で抜粋盤を購入してしまいました ┐(´ー`)┌

テバルディの歌唱は、第1幕と第2幕ではいくぶん粗い感もありますが、後半2つの幕での豊かさといったらありません。ベルゴンツィ、バスティアニーニ、ダンジェロ、そしてシエピといった共演者も豪華ですね。

そして、セラフィンの指揮するオーケストラの豊潤さはまったく比類がありません。もちろん前半2幕もすばらしいのですが、第3幕での四重唱は夢見心地ですし、第4幕の幕切れなどは鳥肌ものです。

後半2つの幕にかんしては、私にとってこのオペラの無敵の演奏となっています。もう半世紀も前の録音ですが、音質も古めかしいことはありません。

なお、「ラ・ボエーム」の抜粋は1時間に満ちませんが、余白にはテバルディ、モナコ、ベルゴンツィによるアリア集が収められています。800円ほどの廉価盤で70分近く往年の名歌唱を聞くことができることは幸いです。
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2009/May
Friday
23:30
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深夜便
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性別:
男性
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